瑠璃山地蔵院 等輪寺(真庭市)

2021-torinzi17.jpg

 当山は、古くは岡本山地蔵院と称して上市瀬字古寺にあり、その時代は明らかではありませんが、現在地に移転し、等輪寺と改称したと伝わっています。
 岡本山地蔵院には塔頭の名を遺す地名があり、また、字古寺には石地蔵を祀っていて、これを「古寺の石地蔵」といいます。
 天正年間の初期、宮山城の客将が備中より来て、地蔵院の後方の山上に陣を築きましたが、眼下に寺が在るのを見て忌み、弘治2年(1556)に寺を現在地に移転して建立したそうです。
 現在の本堂は、明治初年に檀信徒の力によって建立され、客殿・山門はその後に建立されたと伝えられています。現在は鐘楼堂はありませんが、昭和17年太平洋戦争中に、供出したという歴史があります。
 現在は、第34番木山寺が兼務をしており、問い合わせ・連絡などは木山寺にお願い致します。(文:『高野山真言宗 美作霊場巡り』より抜粋)(2021年6月19日撮影)

2021-torinzi22.jpg2021-torinzi23.jpg

等輪寺沿いの道路

2021-torinzi21.jpg2021-torinzi24.jpg

参道の脇にはアジサイの花が咲いていました。   参道

2021-torinzi20.jpg2021-torinzi19.jpg

山門                      本堂

2021-torinzi9.jpg2021-torinzi18.jpg

末社神                     客殿

2021-torinzi5.jpg2021-torinzi6.jpg

駐車場から見る山門と本堂            境内

2021-torinzi14.jpg2021-torinzi16.jpg

本堂

2021-torinzi11.jpg2021-torinzi7.jpg

本堂から渡り廊下を渡って客殿へ

2021-torinzi1.jpg2021-torinzi2.jpg

駐車場から見る境内