中世山城「医王山城跡」
▲医王山城跡(2011.5.8)
標高340mの山頂に築かれた山城で、祝山城、岩尾山城とも表記されます。北東を大手、南を搦手とし南北に細長い曲輪を連ねています。本丸は北端にあり、東西12m、南北20mの平坦部の西側と北側に石垣が築かれています。北の峰続きは堀切で遮断されています。二の丸は、本丸の南方に細長く続く平坦部で東側の一部に土塁が確認されます。さらに、その南方に三の丸が位置します。
初めてこの地に築城したのは、南北朝期以前の上道是次であるとされています。その後、南北朝抗争の際、毛利方の湯原春綱が籠もり宇喜多勢と攻防を繰り広げますが最終的に美作は宇喜多領となりました。(文:『津山市の文化財』より)
▲滝尾駅から見る医王山城跡(2011.5.9~13)
▲鯉のぼりが泳いでいるのが見えますか?
▲上り口です。 (岩尾寺の駐車場は無断駐車禁止)
▲筍の集団 ▲清水が湧き出ています。 ▲ヤマブキの花
▲岩尾寺が見えます。 ▲頑丈な橋です。
▲藤の花が綺麗に咲いていました。
▲超ウルトラ級のヘアピンカーブです。
▲堀切場跡から眺める景色もいいですね!
▲途中にあった広場 ▲トイレがございますよ。
▲これを登りきると頂上です。 ▲あと少し!
▲まさしく頂上です。鯉のぼりさんが泳いでいました。
主郭の石塁や散乱する瓦は、和睦後にも修復がなされたためと考えられ、山城としての重要性を物語っています。約400年後、1995年地元の青年団が中心となって整備を始め、保存会の結成、登山道の整備・遺構の調査等を行い、1997年津山市指定文化財となり現在に至っています。(文:医王山城跡保存会看板より)
▲石垣が往時を偲ばせます。
▲眼下に広がる景色です。
▲田植えの準備が始まっています。
▲超ウルトラ級のヘアピンカーブ ▲ここは三の丸でしょうか?
▲観音堂がございます。裏手にトイレがありました。