産業考古学会推薦産業遺産「旧津山扇形機関車庫と転車台」
産業考古学会推薦産業遺産「旧津山扇形機関車庫と転車台」
旧津山扇形機関車庫は1932(昭和7)年、鉄道省工作局が通達した「扇形機関車庫設計標準図」の丙種(へいしゅ)にあたり、姫新線が全線開業した1936(昭和11)年に竣工。
転車台は1917(大正6)年、内閣鉄道院が通達した図面番号「G2-1」60フィート(18.3メートル)下路式(かろしき)で、姫新線の前身となる作備線(津山口~津山~新見間)が開業した1930(昭和5)年に設置。同施設が鉄道遺産として学術的文化的にも貴重であることから、産業考古学会により「推薦産業遺産」に設定されました。2019年6月2日
津山まなびの鉄道館では、新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言を鑑み、
感染拡大防止の観点より令和2年4月20日(月)から令和2年5月11日(月)までを臨時休館いたします。
また、令和2年5月12日(火)より再開をする予定ですが、
今後の新型コロナウィルス感染症の影響により、
休館期間の延長や屋内施設の閉鎖、予定しているイベント等を変更する場合もございます。
こちらにつきましては、ホームページ等でお知らせいたします。
■津山市観光協会 公式ホームページ
大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
鉄道記念物
旧津山扇形機関車庫と転車台
姫新線の全通にともなって1936(昭和11)年に津山駅の西側に設置された旧津山扇形機関車庫は、竣工当時、機関車を収納する庫として17線を有し、また、収納された機関車を検査・修繕するためのクレーンやドロップピット、修繕室、鍛冶場、技工長室及び道具置場が設けられていた。同機関車庫は鉄筋コンクリート造で、当時の標準的な扇形機関車庫の設計が採用され、鉄道省による「扇形機関車庫設計標準図」に準じたものである。
転車台は60ft(約18.3m)下路式で、機関車の方向転換と併せて機関車を機関庫へ収納する時に使用された。
当鉄道施設は、蒸気機関車全盛期において山陰と山陽を繋ぐ交通の要衝である津山駅に設置され、旅客と貨物輸送の物流を支えたわが国の「SL時代」を象徴するものと言える。、また、蒸気機関車の基地として、その役割を終えた後も津山のシンボルとして地域から親しまれ続けた。2016(平成28)年より、構造物の保存・展示と併せて鉄道文化を紹介する「津山まなびの鉄道館」として公開、活用されており、次世代への「鉄道文化遺産」を継承する好例である。
旧津山扇形機関車庫 1棟
転車台 1棟
付随する敷設線路敷及び施設 2018(平成30)年10月14日指定 西日本旅客鉄道株式会社
(文:現地案内板より)
新型コロナウイルスに関しての注意書きです。
青空に映える津山機関車庫です。
旧津山扇形機関車庫の天井は左右の色が違っていますが、黒い方がススの色でしょうか。
お色直しをした車両です。
広々としたまなびの鉄道館の様子です。
丁度、岡山から来たキハ4743と出会いました。
これから活躍する車両たちです。
下敷きが人気だそうです。 孫にと買っていかれる方がいるそうです。
ドクターイエローです。 キティーちゃんです。
扇形機関車庫のクリアファイル チョロキュー アメ
ここには色々楽しいお土産が売られています。(2020年4月9日撮影)