古民家・倭文の郷 黒瀬家(戸脇)
過去、何度かイベントがあり取材させて頂いております津山市戸脇にある古民家「倭文の郷」ですが、予てから詳しく知りたいと黒瀬家をお訪ねして来ました。。(2014年)(2018年)
「黒瀬家の詳しいルーツは解りませんが、建築当時の黒瀬家の覚書があり、建てられたのは元治元年(1864)だとわかります。」と教えていただきました。築155年の黒瀬家は、嘗て津山藩の庄屋をしながら明治初年から養蚕を飼っていたそうです。その後、財を成して明治22年より大正9年まで清酒醸造業をしていたそうで、今でも家の中には酒蔵の名残がありました。六代目黒瀬精一正勝の時代は、この他にも津山特産雲齊織を、また、柿・漆の木、孟宗竹等を植樹し、地方果樹園の起源を作ったと記されています。(2019年9月25日撮影)