美作の庄屋巡り「黒田家」(宮部上)
津山市宮部上の黒田家について
太田亮著「姓氏家系大辞典」第2巻(1963年初版、角川書店)によると、「美作の黒田氏」の項に、次の記述がある。
「久米郡宮部上邑に黒田氏あり。前述高満の嫡孫右近大夫高政備前邑久郡福岡村に移り、其の三男源三郎定隆宇喜多家に仕ふ。その嫡孫定重に至って、天正七年(1579)五月、久米郡宮部に土着す。其の子忠朝より以降、或は中庄屋、または里正を勤むと云ふ。又英田郡山外野、倉敷等に黒田氏あり。」
津山市宮部上の黒田家について
太田亮著「姓氏家系大辞典」第2巻(1963年初版、角川書店)によると、「美作の黒田氏」の項に、次の記述がある。
「久米郡宮部上邑に黒田氏あり。前述高満の嫡孫右近大夫高政備前邑久郡福岡村に移り、其の三男源三郎定隆宇喜多家に仕ふ。その嫡孫定重に至って、天正七年(1579)五月、久米郡宮部に土着す。其の子忠朝より以降、或は中庄屋、または里正を勤むと云ふ。又英田郡山外野、倉敷等に黒田氏あり。」
清流と温泉の郷、鏡野町でアートにふれる。と題して2020年9月12日(土)~11月23日(月)まで2nd OKUTSU ART FESTIVALが行われています。その中のExhibition企画展で、津山市宮部上の岡田さんが、「宮部の里 岡田コレクション(コレクション公開)」と題して参加されています。岡田さんのコレクションは多岐にわたりどれも目を見張るものです。かがみの近代美術館の館長から参加しないかとお誘いを受けたのがきっかけで参加されたそうです。「コロナウイルス騒動でどうしようか迷っていたのですが、電話で予約を受けて、一度に2人位なら三密は防げるとお受けしました。」とのこと。展示品は、着物、帯、つづれ織り、油彩画、日本画、陶器、オーディオ等でどれも素晴らしいものばかりです。※お越しの際は事前にお電話をお願いします。(2020年9月20日撮影)
大字宮部上、字仲仙道にあつて、土地の人は単に「城山」と呼んでいるけれども「城山」と言う地名は各所にあるので、他と紛れないために「仲仙道城山」と呼んでおく。
此の山は西北の部分が細くきびれて「桧ヶ仙」を主峯とする山地につゞいてはいるが、殆んど孤立した山で、一目で「城山だな」と思われる小山である。
今では大字であるが明治31(1888)年町村制がしかれるまでの村々には道傍に地神さまが祭られている。此の神様は祠ではなくて、自然石に筆太に「地神」と彫りこまれた石の碑であって池普請とか道普請、さては開墾とか屋敷の造成等の土工をやる際に地鎮祭を行うのは、土地の神様である地神様に報告し且つ御了解を願い、工事が無事に終了するように御祈りするもので、天神(天っ神)に対する国っ神、即ち地祗を意味するものではなく、農民の様に土に生きる人達にとっては極めて身近な土地の神様なのである。(文:『久米町誌下巻』より)(2020年6月7日・6月17日撮影)
2020年6月7日に久米の宮部上にある「トンボの里キャンプ場」まで行ってきました。
キャンプ場は津山市宮部川の上流にあり、「ほたるの里」を通り過ごすとあります。地元の祭りなども行われますし、夏の夜にはホタルがたくさん飛び交うところです。近くには集落があり、人々はとてもやさしいです。(キャンプ場は、利用時には事前に予約が必要です。無料)(2011年の取材)
2016年6月11日(土)18時から(小雨決行)宮部上「トンボの里」公園にて~ホタルのすむ豊かな自然を守ろう~をサブタイトルにして第19回宮部上ホタルまつりが執り行われました。当日は小雨がパラパラしていましたが、開催時刻になると雨も止んで涼しくなり、皆さん和気あいあいと飲んだり食べたりして楽しそうでした。家族連れに、若者や子どもが多く集まっていていいなぁ~と。実行委員会は(宮部上町内会、語ろう会、愛夢愛妻の会、老人会)だそうです。
長松山 法林寺(大字宮部上)は、本源寺の過去帳から見ると元和元年(1615)二月五日から始まっています。
作陽誌に長松山法林寺臨済 当寺者在リ 同村ニ 妙心再住正伝ノ開基也、 本尊 釈迦 脇士 普賢 文珠、鎮守 荒神、本寺 法源山宗永寺、境内 方五十間許と記されている。
此の寺は寛文元(1661)年六月賢堂祖元和尚の開基で、開山は同年十月十六日、正伝元正老和尚によるものである。
日吉神社 大字宮部上
此の社の由緒は拝殿の額によると、祭神は大山紙神で、嘉吉年間、山名教清が岩屋城を築くに当たり、その部将を派して此の地に城塞を築き、近江の国坂本から山王権現の分霊を勧請して守護神としたのが此の宮の起元である。その後兵乱により城塞は失われ此の神社のみが山上に残っていたものを、江戸中期に至って此の地方の人が之を山麓に移し、本社にならい「日吉神社」と改めて今日に至ったものである。本社は元、官幣大社日吉大社で、全国3796の分霊社の一つであるというのである。
▲とんぼの里(とんぼの里公園は、津山市宮部上のキャンプ場です。)
ホタルの里からさらに進んだところにある、とんぼの里ではキャンプを楽しんでおられた地元の方に伺うと、「林の中を飛ぶほたるは、それはそれは幻想的です。それにここにいるのは野生のほたるなんですよ!」また「ホタルは蒸し暑い日によく飛んでいる」と教えてくださいました。
種類は、ゲンジボタル、ヘイケボタルだそうです。(2009.6.7)
毎年、6月中旬には、とんぼの里「宮部上ホタルまつり」があるそうです。
大自然のなかで育ったホタルを見に是非お出でくださいね!
▲ホタルの里公園(住所:津山市宮部上1804-2)
津山市宮部の川沿いでは、6キロにわたってほたるを観ることができます。
久米川の支流、宮部川の上流にあるホタルの里は、600㎡の公園となっています。
ここは休憩所やトイレがあります。(2009.6.7)