上山神社(美作市上山)
御祭神(大足比古大神、大足比女大神、譽田別大神、伊邪那美大神、菅原大神)
由緒
本社は美作国古社百十二社の其一にして天平年間以前の勧請なり、當神祭神 大足之神は民福を計りて此地に池を築かしめ給ひしに依りその御功績を永遠に伝えんがため御名大足を池名とし本社に勧請せしものなり 故に中古迄は社名を、大足宮と申し戦国時代に至り諸国の神社兵火に懼るに依り其災を免れんとして武人の尊崇せし所の八幡宮と改稱し、明治二年現社名に改む 往古より社領二反六畝五歩を有せしが慶長十三年浮田中納言のため没収せられる。
今に、宮田花田五月田九月田等の地名の残れるは往時の社領地なり
元禄十年正月には国主森長継公嘉永四年九月には領主土岐山城守殿の崇敬により使を遣はされ奉幣並に米穀を寄進せらる。
大正二年九月末社二社を合祀し大正四年十月幣殿拝殿を新築す。
大正八年九月二十一日勅令第九十六号により指定神社に昇格す。
(上山神社境内の説明より)2013.8.11・8.18取材
8月11日なのにこのアジサイの花は生まれたばかりの色をしていました。
上山神社の参道は2013年夏祭りの準備中でした。
狛犬 随身門
手水鉢
参道
燈籠
神楽殿の下
拝殿
神楽殿の袖 拝殿
拝殿の中
本殿
本殿
末社
稲荷様
末社 神事場
泥ぬり地蔵:上山神社の向かいの大椿の陰に、ひっそりと佇むお地蔵さま。泥ぬり地蔵と呼ばれ、その昔イボのでた人や、皮膚病を患ったものが、上山神社の社殿裏にある赤 土をこの地蔵に泥塗りし、回復を祈ったといわれています。そして、病気が快方に向かうとお礼参りをし、地蔵をきれいに水洗いして新しいよだれ掛けを差し上 げたと伝えられています。(文:美作観光ナビより)