錦織(にしこり)神社 美咲町

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錦織神社の由緒沿革
錦織神社は秦氏の祖霊社として今より凡そ一千四百年前の欽明天皇のお御代、錦織古宮跡五三二番地に建立されたのが創始で、その後、崇道天皇を始め素素盞嗚尊を併せ祀りたると今をさかのぼる三百五十年程前の寛文七年領主森長継公の臣、喜代須源右衛門が主命により現在地に奉遷した。
明治六年村社に列格
明治十一年二十一社を合祀
明治四十年神饌幣帛料供進神社に指定
大正十三年郷社に列格

秦氏は秦の始皇帝末裔にして今より二千年前来朝帰化して、世々この地に住みて養殖・機織・裁縫等の技術を伝へ、絹織物の一部は必ず朝廷に献上する等、朝廷の信望も厚く、当社の近くに絹屋敷・倉番・仕官谷等、往時を偲ぶ遺跡がある。そこで錦を織ったことから錦織の地名が発生したところである。
 往昔此の地に赤痢疫痢等悪病発生せし時も、祈願せば直に治癒せしと言う故事あり、この事実に近隣に伝わるや近隣近在より当社の氏子となる者その数二千有余人に達した。故に、錦織神社は疫病の神様として有名である。(2014.12.02取材)

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参道

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鳥居

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拝殿と末社

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本殿

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拝殿と由来

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神社境内(鎮座地 錦織神社(ニシコリジンジャ) (久米郡美咲町錦織1431)