木山神社 奥宮(真庭市)
里宮から、木山寺の参拝道の標識に従って車を走らせること約7分、真言宗別格本山木山寺のすぐ横に、木山神社の奥宮があります。昭和37年に今の木山神社の場所へ遷宮(神様のお引越し)するまでは、この奥宮が木山神社でしが、元々、木山神社と木山寺は一体の神仏習合の「木山宮」でした。
古くは「木山牛頭天王」とも言われ、室町期には赤松義則・尼子晴久・宇喜多秀家・森忠政からも信仰を受け、寄進もされた記録が残っています。
建物は天正八年(1580年)に建てられたもので、岡山県の重要文化財にも指定されています。また、奥宮境内地内の随身門は真庭市の重要文化財、随身門のなかに安置してある門客人神像も岡山県の重要文化財に指定されています。奥宮には今も木山寺と同じく、牛頭天王が祀られています。
奥宮の本殿は天正5年の大火の後天正8年(1580)に再建されたものであり、また奥宮随神門の随神像は室町時代の應永3年(1396)の作で天正5年の大火の際にも焼失することなく現存している。(文:木山神社HPより抜粋)(2021年6月15日撮影)
木山神社奥宮の参道すぐ下は高野山真言宗別格本山感神院木山寺
通称名:感神院,木山牛頭天王,お木山さま
県社 御祭神:須佐之男命
木山神社奥宮境内
奥宮拝殿 奥宮本殿
牛 奇麗な石
毎年4月20日に敬神講の大祭が行われる 末社神
木山神社奥宮