津山弥生の里文化財センターミニ企画展「昔の勉強道具」
津山市沼の「津山弥生の里文化財センター」内の民俗資料収蔵庫でミニ企画展「昔の勉強道具」が2023年11月30日まで開催されています。本当に小さな展示場ですが中身が濃い展示です。中でも、国の名前や植民地で色分けされた戦前の世界地図を観ていると、世の中様変わりした世界が見えてきてきます。大人になってから見ると更に興味深い。
民俗資料収蔵庫:ここは、明治・大正・昭和半ば頃まで実際に使われていたこの地方の民俗資料をおよそ3,200点収蔵しています。収蔵品には、農具・養蚕・鍛冶などの仕事道具から、家庭で使う日用品や蓄音機などの娯楽用品などもあります。道具から昔の生活を想像してみると、また新しい発見があるかもしれません。(文:津山弥生の里文化財センター案内より転載)(2023年8月29日撮影)
津山弥生の里文化財センター民俗資料収蔵庫です。
戦前の世界大地図です。 ソヴェート連邦(現ロシア)と
ウクライナの文字も見えます。
植民地の色分けも興味深い地図です。
各国の保有している陸海空軍の戦闘機まで載っているのにビックリします。
美しい天秤
幻灯機 社会科教材フィルム
社会科歴史教材シリーズ 社会科教材フィルム
硯(墨を挟んで使用した?) 未使用のクレヨン
竿秤(さおばかり) 矢立(携帯用の筆記用具)
バネ秤 電流計
プラネタリューム(昭和39年度製) マクデブルクの半球(大気圧の測定に用いる)
そろばん 計算尺
旧式顕微鏡 明治時代発行の植物図鑑
教科書