岡山県立森林公園で散歩

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森林公園のあらまし
 岡山県立森林公園は、岡山県が「明治百年記念事業」の一環として購入した県有林のうち、県北の鏡野町奥津地域と同町上齋原地域にまたがる森林を整備し、"岡山県立森林公園"として昭和50年7月開園しました。
 この公園は、鳥取県との県境に位置し、面積334ヘクタール、標高840~1,100mの中国脊梁山地にあり、気候は日本海側気候に属しています。
 森林の大部分は、ブナ、ミズナラ、マルバマンサク、ツノハシバミなどの落葉広葉樹と群生したネマガリダケが主体ですが、一部には県内でも珍しいカラマツ林があるほか、スギ天然林、スギ、ヒノキの人工林もあります。
 尾根筋には、ブナ、ミズナラの大木が茂り、山麓の一部にはマユミの大木が秋見事な赤い実をつけ、また清らかな渓流沿の湿原では、バイケイソウ、ザゼンソウ、オタカラコウなどの湿原植物が季節を追って出現するなど、四季を通じて変化するすばらしい自然景観と眺望はこの公園の特徴です。(文:パンフレットより)

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2016年11月5日の鏡野の紅葉です。

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岡山県立森林公園入口です。

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大自然の中で咲いている花です。

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からまつ園地です。

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とりかぶとの花です。      リンドウ            アザミ?

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六本杉もあるのですね。

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名木百選 森林公園の大ヤマザクラ エゾヤマザクラ(バラ科) 苫田郡上齋原村新古屋
推定樹齢 500年 目通り周囲3.8m 樹高13m
 北海道・本州中部以北に多く自生する落葉高木、中国地方では標高の高い温帯林にあるが数は少ない。四方に太い枝を伸ばし、苔むした黒い幹は古さを感じる。
五月上旬に満開になり周囲のヒノキ鮮やかな紅色の花を、一段と引き立てて入園者を満足させている。

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根回りがとても太いさくらの木です。

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たたら遺跡
 中国山地は昔から鉄の生産がさかんな所でした。このあたりは野ダタラ製鉄最後の中心地として栄えた坊主原タタラの遺跡の一部で、製鉄炉(タタラ)のあった所です。周辺には砂鉄をとるため土砂を流した水路や石績の「せき」の跡が見られます。足元の鉱さい(カナクソ)は当時をしのぶ貴重な資料ですので大切にしましょう。