横川のムクノキ(美作市)
このムクノキは樹齢約1000年、幹の太さは目通り周囲9.4m、樹高25m、枝張りは南北30mあって県下最大のムクノキです。ムクノキは関東以西の本州、四国、九州に分布し、山地にも生えますが、しばしば人家付近や道路わきに植えられます。5月の若葉が伸びる頃、淡緑色の小さな花を付け、秋には直径12mmほどの黒い実を付け、この実は甘くて食べられます。ムクノキは家具等に使われる他、葉は細工物を磨くのに使われます。 環境省・岡山県(文:立て看板より)(撮影2017年11月19日)
横川のムクノキ看板
日本有数のムクノキ名木として、日本新名木百選、岡山県指定天然記念物になっています。
横川のムクノキはその板根に挟まれて横川荒神の小祠が立っています。
かつては祭礼や宮相撲が行われた神木だそうです。
この実は甘くて食べられるそうです。