旧片上鉄道吉ケ原駅駅舎(久米郡美咲町)
旧片上鉄道吉ケ原駅駅舎 1)交通/鉄道 2)久米郡美咲町吉ケ原432-1 3)昭和6(1931)年
片上鉄道は、柵原鉱山の鉱石を輸送するため、大正8年(1919)年に設立されました。大正12年1月に片上-備前矢田間を延長した後、昭和6年に柵原まで開通しました。鉱山鉄道としてのみならず、地方鉄道として住民にも利用されましたが、平成3(1991)年に廃止となりました。
吉ケ原駅は三角屋根の洋館風駅舎で、保存もよく、現在は鉱山資料館の一部として公開されています。
柵原ふれあい鉱山公園内には、片上鉄道保存会の管理によって、ディーゼル機関車・気動車・客車・貨車など11両が動態保存されていますが、戦前に製造されたキハ303とキハ702の気動車は、全国的にも稀少な車種です。(文:岡山県文化財保護協会発行『あなたの街の近代化遺産ガイドブック』より引用)
駅舎は国登録有形文化財(近代化遺産)
駅構内
待合室には、当時の雰囲気がとてもよく残っています。
待合室の天井
当時のまま残っている駅舎内部
当時のまま残っている駅舎
保存車両と軌道
トロッコ
保存車両
保存車両と軌道 (2018年1月21日撮影)
駅長の写真集
2016年9月マンハントの撮影が行われたところです。
この車両が使われたそうです。
砂の器もここで撮影されています。