物見観音堂の(北土居)
○概要
・所在地 津山市加茂町物見136-1番地
・本堂 行基菩薩 ※元は、加茂町毎見稽行山に鎮座
・現本堂 延亨3年(1746)2月建立
・棟梁 智頭郡真貝野村の住人、内海利左エ門
・聖観音 千手観音(四国足摺山金剛福寺)より奉納
熊谷直実(1141-1207。平安末期~鎌倉)寄進と伝えられる。
・加茂郷八十八ヵ所27番札所(旧36番)
・石碑 亨保7年(1722)、因幡の住人、石工・吉田与六エ門 建立
延亨3年(1746)、福善寺・阿闍梨本了法師 供養
昔から百万遍供養(数珠回し)が行われ、物見部落の各戸を回って供養が行われていた。終戦後一時中止したが復活し、今は毎年8月吉日に物見町内会が物見老人会に委託して行われている。供養は、福善寺・新城住職が行う。
なお、近年、津山市観光協会北支部が「加茂郷八十八ヵ所巡礼」を春と秋に行うので、接待も行っている。
物見北観音堂 かつて水車が回っていたそうです。
物見北観音堂 観音堂裏に掲げられている葬祭用具
加茂郷八十八ヵ所27番札所(旧36番)
千手観音
百万遍供養(数珠回し)が、毎年8月吉日に物見町内会が物見老人会に委託して行われている。
鐘をたたいて数珠回しをします。
・石碑 亨保7年(1722)、因幡の住人、石工・吉田与六エ門 建立
延亨3年(1746)、福善寺・阿闍梨本了法師 供養
物見在住の金尾さんに案内していただきました。
その他観音堂
○奥土居観音堂 ○古屋土居
所在地 物見赤銅 古谷山報福寺
ご本尊 阿弥陀如来 ご本尊 地蔵菩薩
石碑 坂谷口にある。 加茂郷二十九番札所
加茂郷二十八番札所