城東津山シネマで「風の奏の君へ」の特別上映会
2024年8月8月12日、松下奈緒さん主演の映画「風の奏の君へ」の特別上映会が、国の重要伝統的建造物群保存地区の城東地区(勝間田町)にあるミニシアター「城東津山シネマ」で開かれました。この特別上映会は、8月13日・14日に開かれた、B'zの稲葉浩志さんのソロライブ「Koshi Inaba LIVE2024~enⅣ~」のおもてなしの一環で企画されたそうです。映画の舞台の一部は、津山城(鶴山公園)や、津山文化センターなどで行われました。
重伝建にある「蕎麦処にし乃」の奥に「城東津山シネマ」があります。
ここは、国の重要伝統的建造物群保存地区にあります。
城東津山シネマの入り口へ続く路地
城東津山シネマの入口
敷石が面白い 正面はトイレ
トイレ 城東津山シネマの扉
城東津山シネマの内部の様子です。
ミニシアターですが充分楽しめました。 「風の奏の君へ」の上映中です。
映画の最後には、主催者の津山街デザイン創造研究所代表の山本昇さんと、大和田廣樹エグゼクティブプロデューサーが挨拶されました。
大和田プロデューサーは、「この映画は、美作映像大賞のグランプリを決める審査員だった、あさのあつこさんと大谷健太郎監督が林野高校の先輩後輩で、『私が小説を書くから、あなたは映画を撮りなさい。』とあさのさんから言われたことで実現した映画です。常々、大谷監督は『地元の良さも伝えながら、世界に通用する映画を作りたい。』と言っていました。」
映画を見た観客から「美作にもこんな綺麗な茶畑があるのを知らなかった、観てすごく身近に感じました。」との感想に、「特に加工している訳でもなく、茶畑は一番きれいな所で撮っているし、季節も一番きれいな季節に撮ったからです。美作で上映して1,500人程の地元の方に観てもらったら、『こんな綺麗な茶畑があるのを知らなかった。』『美作にもこんな綺麗な場所があったのかと、もう一度プライドがてるようになった。』、『お茶を飲みたくなった。』とか言われました。
大谷監督は、メジャーな監督の一人で、デンマークでも最優秀賞を頂き、『あそこへ行ってみたい。』と非常に高い評価をいただいた作品でもあります。」と話されました。
敷地内に隣接されているちょっと変わった「城東蔵ホテルにし乃」
改修された蔵ホテルの壁は土壁で竹がよく似合っていました。