塞の神と八重絹喜八の墓(坪井上)

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塞の神
祀られている所は久米川の南方中北上と坪井上の境。以前この地は福本地域を通り旭町の通ず主要道路であって、そのそばに祀られている。今日150mぐらい西が改良道路として利用されている。塞の神は境の神であり病気 悪者 悪霊がこれより入らないように「さえぎる」意味もある。目、耳の悪い人はお参りし祈願した。又、子授けの神でもあり無事出産したら折掛樽を供えていた。(文:北恵兆さん)

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大きな椿の下に鎮座されている塞の神様


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八重絹喜八の墓
「八重絹喜八墓」は、力士名で本名は中島喜八。安政の初めに生れた人で、明治の初期に関取を志し10年余り相撲修業し地方相撲生活を過す。坪井上に生まれ、明治20年頃福本にあって一時諸神社の世話をしている。明治の終わり病にて没す。大正3年多くの関取同志により墓が建てられた(双子山徳造他13名)

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椿の花が綺麗にさいていました。          古道のようです。