『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~

2024-10-20hongenji-9.jpg

 2024年10月18日~20日まで、『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~(主催:森忠政公報恩会)が、津山市小田中の東海山 本源寺にて開催され、最終日の20日のあわただしい最中に伺ってきました。これだけ多くの作品が所蔵されていることにびっくりしました。まさに宝の宝庫です。
 今回は駆け足で拝見したのですが、次回展示が行われるときにはじっくりと拝見したいと思いました。(2024年10月20日撮影)

2024-10-20hongenji-20.jpg2024-10-20hongenji-18.jpg

東海山 本源寺の境内

2024-10-20hongenji-3.jpg2024-10-20hongenji-22.jpg

「東海山号」墨蹟 黄檗即非和尚筆
 東海山本源寺は、建築当所(1607年)万松山龍雲寺という名前でした。元和(1615~24年)に、初代天倫和尚が山号を万松山から東海山に変えました。その後、天和3年(1683)忠政公の50回忌に、忠政公の戒名(本源院殿)にちなんで本源寺と名前を変えるまでの約70年間は、東海山龍雲寺という名前でした。
 即非和尚(1616~1671年)は、名を如一雪峯と号す。承應4年(1655)に隠元禅師と共に来朝して黄檗山万福寺に住す。隠元禅師の高弟で、黄檗三筆の一人。廣壽山の開山。
 二代藩主長継公の実弟、関備前守長政公の夫人が万福寺に松陰堂という庵を、寛文3年(1662)に寄進した事や、隠元禅師が京都の臨済宗妙心寺に多大な影響を与えていることからも、本源寺(当時は龍雲寺)の四・五世の住職と何らかの交流があったと思われる。(文:展示説明より)

2024-10-20hongenji-2.jpg2024-10-20hongenji-14.jpg

過去七仏の拓本

2024-10-20hongenji-4.jpg2024-10-20hongenji-1.jpg

『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~

2024-10-20hongenji-7.jpg2024-10-20hongenji-8.jpg

一宮出身の日本画家・有木冬嶺のご遺族が本源寺に遺作を寄贈されたそうです。

2024-10-20hongenji-5.jpg2024-10-20hongenji-6.jpg

『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~

2024-10-20hongenji-11.jpg2024-10-20hongenji-10.jpg

『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~   右端が十六羅漢図など狩野派の絵師の作品

2024-10-20hongenji-13.jpg2024-10-20hongenji-12.jpg

『秋の本源寺伝来書画展』~作州維新文庫共催~

2024-10-20hongenji-15.jpg2024-10-20hongenji-17.jpg

東海山 本源寺の中庭

hongenji.jpg