北家と後醍醐天皇説(中北上)
出雲街道に沿って大きなお宅があるのでお尋ねしてきました。当主の北平也さんにお尋ねしたら、この北家はおよそ900年前から続いておられるのだそうです。当所北家はここから2kmほど東にあったそうですが、火災に遭い200年前に現在地に移って来られ、その後、約80年前に大修理をなさったそうです。向かって右隣には造り酒屋で北家の分家の北酒蔵があったとのことです。(2016年8月11日撮影)
北家の全景と出雲街道
北さんは、失った岩屋城の歴史を調べる為、岩屋城を守る会を設立され初代の会長を勤め、みんなで苦労して岡山県指定重要文化財の認定を受けられたそうです。
北家の西側 手入れの行き届いた庭の木
北家の塀 門扉
築約200年の北家だそうです。
北家の玄関先
北平也さんからお聞きした話:「北家は、後醍醐天皇が島流しに会った時、岡山県境の船坂峠から岩屋山までの区間の総責任者だった。」とか、息子さんも初耳だとのことで詳細は解りませんがロマンを感じますね。