
2015 第1回 カクテルミーティングに行ってきました(^O^)/

倭文(しとり)神社(油木北)旧久米町

皆戦場〔合戦場〕(草加部)

行啓道路(津山市山下)

不動明王の性格で特に際立つのが怨敵降伏の力である。右手に悪魔を断ち切る剣を持ち、左手に人を引き寄せる、あるいは悪魔を縛る羂索を持つ不動明王は、目を吊り上げ牙をむき出し怒りを表す忿怒の表情である。
不動明王の刻像は十三仏の中にも見られるが、独尊としての石仏造立が多くみられ、造形形式には不動一尊のものと衿羯羅(こんがら)・制吨迦(せいたか)の二童子を脇侍とする三尊形式のものとがある。
西下の不動明王:右手に構えた利剣、左手の風になびく羂索剣で衆生の煩悩を断ち切り索で迷える者を縛って仏道に導き、背後に猛煙が追っても動かず、不動の心を持って信仰の道を進めという仏法保護の像である。
不動明王像は五大明王の中心的な存在で、大日如来の使者となり悪を断じ禅を修し真言行者を守護する役割を担っている。
大日堂不動明王(西下)
寸法 高さ160cm
造立年代 明治十七年(1884年)
在銘(左) 明治十七年十月建之 徳本観良定座 瑞山妙円尼
在銘(右) 当山庵讃州生 原心大空定座 霊山智照定座
傍らに大日如来の立派なお堂があります。 小さな祠もあります。
不動明王(西上)
寸法 高さ76cm
造立年代 不詳
(文:勝北公民館発行『勝北むらの石仏』より)(2019年2月12日撮影)