2015年 第11回 院庄たかのりまつり
第11回「院庄たかのり祭り」(春季大祭)が、2015年4月12日に執り行われました。毎年4月第2日曜日に行われるまつりは、多くの参詣者で賑わいます。今年は、さくらは既に散っていましたが、多くの老若男女が訪れて盛りだくさんのイベントを楽しんでおられました。また、作楽(さくら)神社は、鎌倉時代に美作(みまさか)守護職の館があったところで、境内全体が大正11年(1922)に国指定の文化財(院庄館跡)となっています。
(第9回 院庄たかのりまつり)
作楽神社の春
芝桜がきれい。
ブラスバンドの演奏
浴衣姿の踊り連のみなさんです。
作楽神社本殿
踊り連のみなさんです。 弓道
お餅つき お抹茶の席もありました。
江川義知翁像 説明文
江川義知は安政四年(1857年)慎一郎秀経の長男として院庄村に生を受け、明治初年庶政更新の秋十三歳の若さで戸長(村長)となり、四十数年の長きにわたって里人のために力を尽くした。その間岡山県会議員を二期務め津山中学校の創立に努力し、或は十二ヶ村組合管理村長に任ぜられ地方の教育・福祉に貢献した。
他方、院庄村を水害から護るため明治九年以降不毛の山野であった東北部の局笠山の植林を先導し、或は明治十二年以降院庄村に養蚕業を定着させる先導をするなど院庄村の発展に努力を惜しまなかった。
また、敬神の念厚く作楽神社に深く心を寄せ、その復興のため東奔西走して修理事業を完成させた。大正十三年(1924年)に六十八歳で生涯を閉じた。 平成二十五年移設(文:説明板より)