観光スポット情報

山陰の小京都 ー 石州 津和野を訪ねて

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 2025年6月1日「第42回 津山洋学資料館友の会研修旅行」に参加させていただき、三津同盟ゆかりの地 石州津和野を訪ねてきました。津山市からは片道約4時間の旅でした。
 山陰の小京都と言われる津和野と言えば、まず思い出される景色は、古い屋敷の並ぶ街並みと、水路を泳ぐ鯉でしたが、今回実際歩いてみると、鯉が泳ぐ「殿町通り」、商家や酒蔵などが立ち並ぶ「本町通り」等など現代に続く歴史や文化を知ることができたことです。古い街並みを残し育てあげた津和野の人々の思いを感じながらいい町だなぁ~と。また、国際アンデルセン賞を受賞した安野光雅さんの絵本や風景画が大好きで「安野光雅美術館」は是非とも行きたかった所の一つだったので私にとって嬉しい研修でした。

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江戸時代の庶民の貴重な実例『美作孝民記』

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 近世美作の孝行のあり方や庶民生活の資料として、貴重な事例を提供してくれる『美作孝民記(みまさかこうみんき)』(文政3年刊行、10巻10冊、甲田行喜編)
 実話にもとづく孝子伝です。著者は医業を営むなかで貧しい農民の生活実態を知り、その中から親孝行の実例を収集・編集しました。数多くの挿絵が用いられており、江戸時代の美作の庶民生活をうかがい知ることのできる貴重な資料です。(文:津山郷土博物館企画展示説明より)
※上記の絵は、田熊下村 弥三八(現:津山市田熊)の挿絵。

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2025 宮部川ホタルウォーク

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2025年6月7日(土)の18:00~22:00大井東ふれあい学習館で「宮部川ホタルウォーク(連合町内会大井東支部 大井東地域協議会が主催)」イベントがあり、地区の大勢の家族が参加されていました。
 仙人太鼓・宮尾バンドOTOアズール・マジックショーなどのイベントがあり、地域ならではのホンワカした雰囲気の中で皆さん楽しんでおられました。また、屋台では、焼きそば・焼き鳥・ジビエカレー・飲み物・竹の谷蔓牛焼肉・ミニトマトなどが販売され人気でした。
 イベントの後には、みんなで宮部川添いホタルの里まで往復約3kmを歩きホタル観賞をしました。

ホタルたちは1週間ほどの短い声明の灯りを燃やし世代を紡ぎます。そっと静かに見守りましょう。
また、来年も会えますように・・・。

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2025 ツヤマ フード コレクションvol.6

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2025年6月8日(日)グリーンヒルズ津山のGiobe Sports Dome周辺で、「TSUYAMA Food Collection vol.6(つやコレ実行委員会主催)」が開かれ、沢山の家族や若者が集まって賑やかでした。
 当日は雨の予報でしたが、何とか雨も降らず過ごしやすい日となり、沢山の家族や若者が集まって津山の美味しい食べ物を求めて行列が出来ていました。(早々と売り切れのお店もでて大盛況でした。)また、子ども縁日や、子どもがクレーンなどの操縦を体験したり、子どもたちは大はしゃぎでした。

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イナママ米寿のお誕生日おめでとうございます。

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 2025年6月10日イナママのお誕生日にイナバ化粧品店へ行ってまいりました。
津山地方は梅雨入りで雨が降っていましたが、イナバ化粧品店内に入るとママの笑顔で明るく晴れています。今年ママはめでたく88歳の米寿の誕生日を迎えられました。
 店内では、稲葉浩志さんから送られて来た花束は勿論のこと、全国のイナバファンから送られて来た花束で幸せのオーラが漂っています。ママは「わたしゃ~幸せじゃなぁ~!」と二度三度つぶやかれていました。ママさん、おめでとうございます。これからも私たちを楽しませて下さいね!

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2025 末澤さん宅のバラの花

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2025年5月21日の末澤さん宅のバラの花です。
 甲本バラ園の甲本さんから「末澤さんのところのバラが満開になっているよ。」とのことで早速伺ってバラの花を撮影させていただきました。末沢さんは20数年前からバラつくりをしているバラ大好きなご家族です。バラで始まりバラで終わるほど、バラに夢中!の末沢さん夫妻が育てたバラ達は、今年も大輪の花を咲かせていました。(オープンガーデンではありません。)

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菖蒲(あやめ)を愛(め)でる会

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 友人から誘いを受け、2025年5月4日津山市神戸にある、後醍醐天皇復活の宮 作楽神社で「菖蒲(あやめ)を愛(め)でる会」があり出かけてきました。
 菖蒲の咲くころ何度か来させていただいていますが、今年の菖蒲は何とも言えない綺麗な色で思わず引き込まれていくようでした。
 4日の境内では沢山の方々が来られていて賑やかでした。また、詩吟、琴の演奏、謡曲などがあり、気持ちのいい青空の下で琴の演奏を聴いたり、散策したりしてきました。海外の方の姿も見かけましたよ。

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2025 神楽尾公園のさつきと藤の花

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 2025年5月3日の神楽尾公園です。さつきはやっぱり神楽尾公園でしょう。
岡山県津山市総社にある神楽尾公園は、津山盆地のほぼ中心に位置する神楽尾山(標高308m)に築かれた中世の山城(神楽尾城跡)への出発地点でもあります。市内を一望する場所にあり、四季折々の植物観察やゴーカートなどが楽しめます春には藤の花や、桜がきれいに咲くスポットです。

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2025 「旨さ史上最強 第8回 牛魔王選手権」

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 ゴールデンウィークの最中、青空の下で「旨さ史上最強 第8回 牛魔王選手権」が津山城(鶴山公園)つるまる広場で、2025年5月3日(土) 〜 5日(月) まで執り行われました。「津山地域は養生喰いの本場として、牛肉を食したといわれる牛肉の聖地での開催です。この選手権は、味自慢のお店が多数参戦するため、様々なおいしい牛肉料理が食べられるチャンスです。」とのキャッチフレーズの通り、とても美味しいお肉が食べら大満足でした。

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「江戸一目図屏風」の実物を期間限定で展示!

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 江戸一目図屏風(岡山県指定重要文化財)文化6年(1809)鍬形蕙斎(紹真)六曲一隻 館蔵
 文化6年(1809)、江戸の全景を詳細に描いた景観図で、墨田川東岸の上空から西方の地上を見下ろした鳥観図となっている。
 画面中央に江戸城、左に江戸湾、下に墨田川を配置。江戸城の周囲には大名屋敷が並び、外堀の外には入り組んだ街路や蛇行する用水路に沿って、民家や社寺がびっしりと描かれている。また、浅草寺、向島、新吉原など著名な江戸の名所が250ヵ所以上も描き込まれ、さらに、画面上方の遠景には秩父や丹沢の山々がかすむようにあらわされ、その中央には霊峰富士がひときわ大きく描かれている。
 当時より、江戸は人口100万を超える世界でも指折りの大都市であった。本図は西洋画の技法を駆使しながら、19世紀初頭の江戸の繁栄を描いた肉筆画として、近世景観図の傑作と評価されている。(2012年3月14日取材時の写真引用


鍬形蕙斎が生きた江戸

 鍬形蕙斎は明和元年(1764)に江戸で生まれました。この頃、江戸では武家文化人・地方出身者・江戸っ子が一丸となって多彩な江戸文化を創出します。鍬形蕙斎が江戸で育った時期には、浮世絵や狂歌が流行し、新興の出版資本蔦屋重三郎や須原屋などが黄表紙・江戸切絵図など多種多様の本を出版しました。
 鍬形蕙斎は13歳の頃に浮世絵師北尾重政に入門したと考えられており、15歳の頃にはすでに黄表紙の挿絵を描いています。その後、北尾政美と号して狂歌で有名な大田南畝や蘭学にもくわしい森島中良などとの交流を深めていきました。(文:「江戸一目図屏風実物展示ー鍬形蕙斎と江戸ー」津山藩御抱絵師の鍬形蕙斎より)(2025年4月5日撮影)

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