茶屋林道標(因幡街道)
茶屋林道標(勝北町杉宮) 町文化財(石造物) 昭和50年4月1日指定
茶屋林の旧国道沿いに立っている道標で、南面に 右金森山新善光寺道、西面に 左いなばみち、東面に 宝暦四(1754)五月吉日造之 と刻まれている。
高さ85㎝ 巾17cm~18cm
この道標のかたわらに、一本の根上りの大きな松があったが、マツクイムシの被害をうけて枯れる。
むかし、津山から、勝北、奈義の村むらをとおり、黒尾峠を越えて鳥取に行く道は「因幡街道」と呼ばれ、このあたりは、街道を往来する人びとの憩いの場所でもあった。