ツクバネガシ(上村)
社殿の左手にある1号樹、そのすぐ後の2号樹、また社殿の右手と奥にも見かけられる。1号樹の根元は空洞になっており、永い年月を経たことを物語っている。
1号樹 目通周囲2.42m、根元周囲4.20m、樹高20m、推定樹齢250年
2号樹 目通周囲1.55m、根元周囲2.42m、樹高20m、推定樹齢200年
ツクバネガシは、日本と台湾に自生する暖帯性のカシで光沢のある葉が、正月につく羽根に似て、枝の先端から4枚の羽根のような葉がでている。
県下のツクバネガシの自生地では、ここが北限といわれる。
勝北町上村 朝吉神社/町文化財(天然記念物)/昭和55年4月1日指定
(文:『勝北町の文化財と石造美術』より)(2018年8月26日撮影)