千年寺のさくら

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▲津山の郊外に千年寺がある。名を長継山千年寺といい、長継が自身の生前墓(寿塔=逆修塔)を建立した寺です。 今は、桜の木が大きく育って、とても綺麗に整備されていました。現存するものは境内地と風致林、それから長継公五輪墓(津山市の文化財)を中心に石柵、石窓和尚・関森和尚の碑、仏殿(本堂)・寿光堂の礎石、中の段は鐘楼、井戸、禁葷酒の石柱、山門の礎石、刹竿の双柱の1本、三箇所の石段、千年寺への道しるべ石柱2本、下に井戸1箇所と南側の山即ち玉几岡に生き仏(開山鐡堂和尚)の墓があります。 (庫裡を取壊した後、大東亜戦中に疎開して来ておられ、昭和50年千年寺徒弟となった梅本南山翁が昭和61年まで居住)

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▲長継院殿静休道岳大居士。現化即法身(この意味は今すぐ全ての人が幸せになれるだそうです。)現大守森氏四位侍従寿塔(生きているうちに建てた)寛文九年巳酉初夏下旬建▲左は椿の花に囲まれた関森亀岳和尚の碑(江戸末期から明治にかけて寺の難渋のとき住職をされた方で陸奥宮城県の出身)

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▲千年寺のさくら

 

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