押入(地域別/津山市/津山地域)

美作の大庄屋「中島家」(高野本郷)

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中島家 中島九郎兵衛 東南条郡高野本郷村 森藩
大庄屋まで
 中島氏の記録は、鎌倉時代末に中島隆家が高野郷の地頭職であったことに始まる。康永3年(1344)に出された足利直義の安堵状から中島隆家が元徳2年(1330)息子幸家に高野郷の地頭職を譲ったことがわかる。その後、信長の中国攻めに従い、天正6年には羽柴秀吉の配下となり、高野・広野・林田・田中・新野などで1150貫文の知行を安堵された。秀吉の三木城攻めに従軍している。高野城に居城したという。九郎兵衛が森藩の大庄屋を勤めた。
大庄屋として
 九郎兵衛のあと六郎兵衛・五郎兵衛が大庄屋を勤めたが、詳細は不明である。享保年間本家は絶家した。一宮中島家はここから分家した。

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保田扶佐子美術館の作品たち2021

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 2021年1月23日、2月3日に、保田扶佐子美術館を訪問してきました。コロナ禍のなかで久しぶりの訪問でしたが、保田さんはいつものお元気な笑顔で迎えてくださいました。美術館の中では、丁度、作品を描かれているところでした。保田さん曰く「コロナ禍なので、こうして絵を描いています。」との事でした。制作中を拝見するのは初めてで、こんな雰囲気の美術館もいいなぁ~と感じました。

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保田扶佐子美術館の常設展 2019

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 スペインのバルセロナと津山市押入の自宅を拠点に活躍している保田扶佐子さん、今年も「保田扶佐子美術館10周年記念展」を終えてスペインへ出発直前の保田扶佐子さんをお尋ねしてきました。そのアトリエに飾られているのは、アーティストブック「SONET」Lluis Pessa 工房 1989年刊行。限定7部。Fusako Yasudaのリトグラフ、Lluis Pessaのリトグラフ、Pere Gimferrerの詩(各々のサイン入り)をはじめ、保田扶佐子さんの楽しくなる作品です。(保田扶佐子美術館は予約により観覧可能です。津山市押入97-11 TEL0868-26-5711)

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保田扶佐子美術館 第8回 特別展

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2018年9月16日~9月29日まで、「保田扶佐子美術館 第8回 特別展」が始まりました。今回は、津山出身の抽象表現を目指した作家たち展です。岡山県北津山地方出身の心身を投じて抽象表現と取り組んでいる作家たちを紹介し顕彰する展覧会です。

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勅使山 圓福寺(高野)

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津山市押入れにある真言宗醍醐派 勅使山 圓福寺(2017年6月210日取材)
勅使遺跡
 国道53号線の高野交差点付近にある遺跡です。交差点付近にある勅使山圓福寺の小堂付附近の耕作地附近から瓦などが見つかっており、寺院跡と考えられています。平成21年と平成27年に一部発掘調査は行われていますが、その際には遺跡と遺物は発見されていません。(文:『第112回文化めぐりの案内』より)

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2017年 保田扶佐子美術館常設展

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 この美術館は、保田扶佐子が絵に対する感性を育んだ生家の一隅に作られた小さなスペースです。保田扶佐子の絵画、版画、アーティストブックなどの作品と、30年近く居住し、制作活動を行っているスペイン・バルセロナ市に於いて蒐集した美術品、希少本などを順次展示しています。コレクション紹介のほかにも、随時国内外のユニークなアーティストの展覧会を行います。また、彼女が学んだ美術書を中心とした小さな図書室も設け、美術館の役割である「追憶」「創造」「教育」という理念の実現を目指しています。(文:保田美術館パンフレットより)(2017年8月13日撮影)

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保田扶佐子美術館(第8回)常設展

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 保田扶佐子美術館の常設展(第8回)2016年~2017年「あまり日の目をみることのなかった作品たち展」というサブタイトルで開催されております。(場所:津山市押入97-11、開館時間:10:00am~5:00pm)保田さんの近況は、4月末にはスペインから帰って来られ、皆さんとお会いできることを楽しみにしておられます。今回の作品は大人はもとより、子ども達が見たら喜びそうな楽しい作品だなぁ~と感じました。また、6月28日~7月4日までは岡山髙島屋7階美術館で「保田扶佐子絵画展」があり新作25点を出品されるそうです。こちらも是非どうぞ。(2017年6月9日撮影)

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保田扶佐子美術館常設展です。

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保田扶佐子美術館第7回特別展「津山市出身の七人の抽象画家たち展」が大盛況のうちに終わりました。その後、常設展示の準備をなさっている所をお尋ねしてきました。
 今回の常設展では未公開の作品が多く展示されているそうです。美術館に入ると、とてもカラフルで楽しくなる作品ばかりでした。また、保田さんは10月にはスペインへ向けて出発され、来年の春にはまたこちらへお帰りになります。(保田扶佐子美術館は予約により観覧可能です。)2016年10月7日撮影

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保田扶佐子美術館特別展「津山出身の七人の抽象画家たち展」

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2016年9月18日(日)保田扶佐子美術館特別展「津山出身の七人の抽象画家たち展」が始まりました。この日はあいにくの雨が降る中、宮地津山市長をはじめ、画家の皆さんや多くのファンが訪れて和やかな雰囲気の中でオープニングセレモニーが行われました。
保田さんが開館7周年の特別展として、津山出身の抽象画家展を企画、津山市在住の飛鳥和子さん、平井健三さん、八木泉さん、花房徳夫さん、相模原市在住の木版画家日下賢二さん、イタリア・ミラノで活躍、国際的にも著名な木村克朗さん、スペイン・バルセロナと津山を往復しながら作家活動を続けている保田扶佐子さんの7人の作品を是非ご覧ください。(詳しくは保田扶佐子美術館にて

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2016 保田扶佐子美術館常設展

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2016年8月3日に保田扶佐子美術館の常設展を拝見してきました。この美術館は、保田扶佐子さんの
生家の一隅に作られた小さなスペースで、絵画・版画・アーティストブックなどの作品と30年近く居住し、制作活動を行っているスペインバルセロナ市に於いて、蒐集した版画、稀少本、アーティストブックなどを順次展示しています。
 保田さんが学んだ美術書を中心とした小さな図書室も設け、美術館の役割である「記憶」「創造」「教育」という理念の実現を目指しておられます。

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