白山神社(金井)

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由緒・沿革   
 白山神社は、堀川天皇の嘉承2年(西暦1108年)、現在より901年前、岸本伊豫守元親(いよのかみもとちか)が建立したものです。
 元親は、伊勢皇太神宮へ参籠の折の初夢の御教えにより、源義親(みなもとよしちか)の軍に従って、その功によって平正盛より金井村田淵城を賜りました。新恩に感謝した元親は、伊雑宮(いぞうぐう)の御祭神、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の2神を迎えてこの地に祀り、城の鎮守としたのです。
御利益/歯痛平癒 流疫退除 安産守護

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津山市金井に鎮座されている白山神社の参道です。
お盆の最中の忙しい中、白山神社総代長の龍門さんにご案内いただきました。

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神社の神輿
大崎、植木町内会の鎮守の神様白山神社は嘉承2年(1108)和気山・田淵城の時代から延々続いた由緒ある神社で、以前は参拝者が絶えなかった。この神輿は大きく立派ですが重たく、町内に担ぎ手が少ないため、御神輿に鎮座したまま50年以上も経過し、黄金の塗装も一部剥げてしまいましたが、平成14年解体・復元・修理し、神輿は黄金色に輝き江戸時代の姿を取り戻しています。依頼、秋祭りに、神輿は、お旅所と町内を一巡しています。なにぶん思いので鎮座されての晴れ姿です。山野の中で空気のおいしい植木町内に、ぜひ、神輿を見に一度来てください。

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神社にまつわる伝説等
 寛政元年(1789)5月、今から220年前に下総佐倉城主堀田正順公の息子が、歯痛に長い間苦しんでいました。その時、西吉田陣屋詰の佐治三左衛門が、白山神社は歯痛に霊験著しきを言上しました。領主堀田正順公は、佐治三左衛門に命じて、神主山城守に歯痛平癒の祈願をさせたところ、たちまち歯痛は止みました。領主堀田正順講はお大変喜び、同年米2石を修繕量として寄進しました。
その時依頼、歯痛平癒、流疫退除、安産守護の御霊験あらたかで参拝者は絶えることがありません。

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拝殿内                     幣殿 釣伝

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幣殿 釣伝

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本殿(主祭神/伊弉諾命、伊邪那美命)

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摂社 稲荷神社です。              手水鉢です。

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由緒・沿革です。

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当番が記されています。             電気新設記念将棋大会です。

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楽しく行事をしていく工夫をされているそうです。  水稲増産競

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共同茸引競争などが行われています。       石碑です。
(2020年8月13日取材)