本源寺で森忠政公380年忌法要が行われました。

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津山市小田中にある東海山 本源寺の

本堂、庫裏、御霊屋、霊屋表門、中門が国指定重要文化財


  江戸時代 前期までに建てられた津山藩森家菩提寺の東海山 本源寺が新たに国の重要文化財に指定されることになり、2013年7月1日(月)~7日(日) 午前10時~午後5時まで国指定重要文化財記念として一般公開されました。また、7月7日(日)は森 忠政公380年忌法要が行われました。(2013年7月3日・7日取材)

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当日は大勢の方が380年忌法要に来ておられました。

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御成り玄関は大名しか入ることが許されない玄関。右が玄関です。

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本堂前庭にはノウゼンカズラが綺麗に咲いています。

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7月3日本堂で準備中。               7月3日本堂で準備中。

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始まりの太鼓が鳴り響いて開式。

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大勢の参列者のみなさんも法要を見守っておられました。

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23世住職                       読経が流れています。

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参加者全員で経典を詠みました。

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7月7日は小雨、御霊屋にはテントが張られています。↑こちらは7月3日の模様


本源寺の年間行事/1月1日(お正月)、2月3日(豆まき)、2月15日(御釈迦様の命日)、4月8日(御釈迦様が生まれた日)、7月7日は森忠政公の命日、8月20日(施餓鬼=お盆)、12月8日(御釈迦様が悟りを開いた日)


以下「《あの人の人生を知ろう ~ 釈迦編》」より抜粋

※仏教では4月8日に釈迦誕生を祝う儀式を「花祭り」「灌仏会(かんぶつえ)」と呼ぶ。釈迦の仏像(赤ちゃんだけど立ってる)に甘茶をかけて祝福する。

※魔物を打ち倒して悟りを得たことを、仏教では「降魔成道(ごうまじょうどう)」という。これを祝い12月8日には成道会(え)が行なわれる。

※仏教では釈迦の死を涅槃(ねはん、吹き消されたという意味)と呼び、2月15日の涅槃会で釈迦を追悼している。涅槃には"煩悩の火が吹き消された状態"という意味もあり、この場合は悟りの境地を指す。元々はサンスクリット語の「ニルバーナ」であり、涅槃はその当て字。

※施餓鬼の由来は、『仏説救抜焔口餓鬼陀羅尼経(ぶっせつぐばつえんくがきだらに きょう)』に説かれる物語です。