バルセロナから新年のご挨拶が届いております。
頌春
ご健康とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
昨年は色々と大変おせわになりました。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
お元気で良いお正月をお迎えのことと想像しています。
私はお陰様で落ち着いて仕事に専念しています。(保田扶佐子美術館)
こちらのニュ-スは昨年バルセロナ地方に1600万人の外国人観光客が訪れたということ昨年12月15日にバルセロナ-パリ間の新幹線アベが開通し6時間25分、往復約3万円で行けるようになったことなどです。パリには飛行機のほうが早いですが車窓を楽しみながらパリの中心に着くのは魅力的です。
深刻な経済危機にあるバルセロナですが文化、特に美術文化がしっかり守られているのでバルセロナブ-ムなのだとつくずく感じます。ガウディの聖家族教会はほぼ出来上がりましたし各美術館、画廊(といってもバルセロナの画廊はちょっとした美術館くらい大きくて充実しています)も素晴らしい展覧会を3か月スパンで開いています。ゆったりと構えて危機にうろたえることはありません。でも最近は目新しさより印象派やポスト抽象などのやや落ち着いた内容がめだちます。 以上ざっとしたバルセロナの近況です。
初夏に帰国し美術館の仕事をすすめたいと思っています。
平成26年元旦
保田扶佐子
このメ-ルはジュアンブロッサ財団から送られてきた1つの新年の宣伝勧誘なのですがこの中に保田扶佐子美術館で展示しているア-チストブックが使われていて新鮮に見えましたのでお送りしてみます。