保田扶佐子美術館 設立5周年記念 特別展
保田扶佐子美術館 設立5周年記念 特別展が2014年(平成26年)9月28日(日)~10月5日(日)まで開催されます。本展は世界的に活躍する3人のアーティストが、バルセロナで影響を受け、また刺激し合って生み出したそれぞれの独創的な作風を、この日本でお楽しみいただける貴重な展示となっています。
ルイス・ペッサ(Lluis Pessa)スペイン・バルセロナ生まれの画家、版画家。
ヨーロッパの伝統的な版画手法のすべてに高度な技術を持つ上、自身の編み出した、他人の追随を許さない独特の技法を持つ。スペイン版画史上、重要な作家。保田扶佐子の版画の師。
彼は万象に対する奥深い理解を強靭にゆるぎなく表現する。スペインカタルーニャ地方の風土に根ざしたその作風は、ドラマティックで人間性溢れ、且つ、抒情詩的であると高い評価を受けている。スペイン、南北アメリカ、ヨーロッパ各地、日本でも展覧会多数、受賞歴多数。今回は、初期から現在に至る版画(リトグラフ・シルクスクリーン)作品の中から選りすぐって展示。
保田扶佐子(Fusako Tasuda)抽象画家・版画家。
1942年10月20日、岡山県津山市に生まれる。1981年よりスペイン・バルセロナを拠点に活動する。個展、グループ展多数。絵画、版画のほか、多くのアーティストブックで画家、詩人、作曲家たちと共同制作してる。現在はバルセロナと日本を往復しながら活躍中。今回は、スペイン・バルセロナで30年に渡って制作した版画(リトグラフ・木版画・銅版画)作品の中から厳選して展示。
保田扶佐子の作品
保田扶佐子の作品 ルイス・ペッサ(Lluis Pessa)の作品
保田扶佐子の作品
シルビア・ピバ(Silvia Piva)アルゼンチン生まれのジュエリー作家。
スペイン・バルセロナに工房を持つ。
はじめダンスや演劇の舞台装置を手掛けるが、1989年よりジュエリー作家として出発。南北アメリカ、スペイン各地、フランス、イギリス、ベルギー、スイス等で展覧会多数。彼女は「ジュエリーとは、身につける人の生涯の同伴者となり、その人の美しさと個性を引き立てて、つけたときの記憶を宝物にするものである」と言う。今回は保田扶佐子の作品からインスピレーションを受けて制作されたものを展示。
シルビア・ピバ(Silvia Piva)の作品
シルビア・ピバ(Silvia Piva)の作品
シルビア・ピバ(Silvia Piva)の作品
※平成26年10月11日(日)~平成27年5月31日(日)までは、常設展となります。この期間は、電話予約にて開館します。〒708-1126 岡山県津山市押入97-11 TEL(0868)26-5711(FAX兼)