2015年 徳守神社の秋祭り
2015年10月25日(日)徳守神社の本祭りが真っ青な秋晴れの空の下で執り行われました。
徳守神社の祭礼は美作津山藩初代藩主森忠政が慶長9年(1604年)に同宮を再建して間もなく始まったとされている、400年の歴史を持つ祭りです。
だんじりが集合した奴通りでは、津山鶴丸太鼓や田町こども奴行列の踊りを始め、津山情緒のおどりなどが披露されました。また、御神輿が到着し、獅子舞や巫女舞等が奉納されお祭は最高潮になりました。今年はお花善神社の御神輿が子供神輿として、氏子の子供たちによって担がれました。
各町内会のだんじりが勢ぞろいしています。
各町内会のだんじりです。
各町内会のだんじりです。
行列を組み大神輿を担ぐ與丁を合わせ延べ300人もの奉仕者が神社を出発し、各氏子町内を巡ります。町内各所計6箇所にて御旅所祭を執り行います。
日本三大神輿と言われるのは?「おそらく作られた当時には3番目の大きさだったのではと思いますが、その後は大きな神輿が次々と作られるようになったのではないかと思います。」と宮司さんに教わりました。
神輿ご巡幸の行列
獅子舞
現在の神輿は2代目であり、文化6年(1809)岡崎屋伊兵衛らの発起により、氏子の総力を結集して金塗神輿が新調され、その後明治31年(1898)に修理がなされ現在に至っています。
この神輿の大きさは本体部分たてよこそれぞれ1.7m、屋根部分たてよこそれぞれ2.1m、総高2.8m 重さは約1tといわれており、近隣に類例のない大きさを有していいます。その大きさと美麗さから日本三大神輿のひとつといわれていますが根拠は不明です。
秋祭りの神輿ご巡幸では、交代要員を含め担ぎ手の総勢が170名程必要とされ、極めて大型の神輿であることが伺えます。平成10年8月4日に津山市教育委員会より有形民俗文化財の指定を受けました。(文:徳守神社HPより抜粋)