千代稲荷神社と赤い太鼓橋

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2020年2月21日の千代稲荷と宮川にかかる赤い太鼓橋(2009年の取材記事
 大きな赤いちょうちんが目印の千代稲荷神社(せんだいいなりじんじゃ)の本殿は津山市指定重要文化財(建造物平成15年2月17日)です。前回の取材時よりは参道の赤い太鼓橋の色が薄くなったと感じました。また、背後の樹木はすっきりして石垣がよく見えだしましたね。(嘗ては稲荷山地区に、佐平焼の登窯が五室ありました。

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 社伝によると、承平(じょうへい)4年(934)の創建と伝えられています。

「美作国津山誌」によると、もとは鶴山八幡宮の摂社として鶴山の中腹に立地していましたが、慶長9年(1604)森忠政の津山城築城に際して、八出村に移され、同13年(1608)再度、山北村に移転しました。その後、寛永11年(1634)に森家2代藩主長継が城北に、さらに天和(てんな)3年(1683)に3代藩主長武が現在地上棟したことが判明しています。

 建物の形式は、いわゆる「隅木入春日造」と言われるものです。(津山市の文化財より)

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宮川河川敷を歩いてみるとこんな感じに見えます。

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宮川沿いを歩いて、赤い橋を渡ると千代稲荷神社へ到着します。

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津山城(鶴山公園)のすぐ東の裾にあります。   今年から修復される石垣です。

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北側にまわると何やら工事がされています。

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宮川沿いです。

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津山文化センターの堀の様子。