津山城「四足門」

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 四足門は、大手の二の丸の入口にある門です。門は、廃城後の明治7年に中山神社(津山市一宮)の神門として移築されました。絵図と比べると、屋根が瓦葺から檜皮葺に変わっていますが、現在でも見ることのできる数少ない津山城の建物の一つです。
 絵図や現在の神門の調査から、薬医門であることや、扉のついていない城門であったこと、柱の位置関係が絵図と重なることが分かりました。発堀調査では、門の礎石の根石を確認しています。

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絵図にみられる四足門(「津山絵図」)より。

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四足門の現地説明です。             現在は中山神社の神門になっています。

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四足門跡地です。                発掘調査の説明です。

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四足門跡から眺める備中櫓です。         さくらが咲いたころの四足門跡です。

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遠方から四足門跡を眺めてみました。
(文:現地案内板より)(2018年3月7日、2020年3月12日撮影)