随雲山 龍澤寺(二宮)

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 その昔、宇那提ヶ森の近くに大きな深い淵があり、大蛇が潜んでいて、人々に災いを及ぼしていました。ある時その大蛇を退治した折、祀るための寺を建て随雲山龍澤寺と号したと伝えられています。

 嘉永十一年(1634)に阿弥陀如来を本尊として堂が建立されて以来、栄枯盛衰を繰り返しつつ、現在に至っています。現在の建物は、昭和四十五年に再建されたものです。本堂は平成二十七年(2015)に再建されたものです。

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龍澤寺参道

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龍澤寺境内

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弘法大師加持井=境内奥にあり、弘法大師が使われて以来、どんな時にも枯れたことがないといわれています。(2015年7月15日取材)

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龍澤寺のさるすべり                   庫裏

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安産・子育ての観音様として信仰されている不洗観音様をお祀りしています。

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江戸時代初期に、宇那提ヶ森の東にあった薬師堂を境内に移築したと伝えられています。末社 

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(文:高野山真言宗 美作八十八ヶ所霊場会 美作霊場めぐりより)

(2014年9月23日・2015年7月15日取材)