高野神社の修復を見学してきました。

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 2018年11月20日、2019年2月24日の2回にわたり、美作国二宮の高野神社本殿(県重要文化財)の屋根銅板の葺き替え作業を見学させて頂きました。88年ぶりの修復工事とあって銅板は11,000枚が使われるそうです。また、銅板の一部には寄付者の名前が入っているそうです。
 高野神社本殿(県指定) 津山市二宮にある高野神社は、美作国二宮として広く知られています。その本殿は、入母屋造・妻入を特徴とする中山造と呼ばれる様式の大型本殿で、寛文3年(1663)に、森藩2代藩主長継が再建しました。付属の釣殿も同時期の建築で、修理の手が入っているものの、近代初期の社殿が残されています。(上記写真は2019年2月24日撮影)

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秋も深まった11月20日の高野神社の境内です。   修復中の本殿の素屋根です。

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まじかでみる屋根の修復工事です。

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意外に沢山傷んだ箇所があったそうです。

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出来るだけ残せる木は残しながら作業をします。

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専門の宮大工さんが担当されています。

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高野神社本殿は岡山県の重要文化財です。

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雨漏りを防ぐ為、隅角の銅板の噴き方が前と少し変更になった所もあるそうです。

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新しく加えた材には、              銅板一枚一枚に番号がふられています。
平成三十年の焼印がなされています。

2019年2月24日 高野神社の修復を見学!

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御神体は御先神社に引っ越し中です。       御先神社拝殿内の様子です。

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新しい鬼板の製作の様子です。          高野神社の古写真です。

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檜皮葺きだった頃の鬼瓦です。  昭和4年に作られた銅板鬼板です。

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美しくなった銅板噴きの屋根です。

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クリーニングされて新品のように輝く屋根飾りです。

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避雷針だそうです。

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銅板葺の屋根が美しく敷き詰めてあります。

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新しい銅板鬼板はとても大きいそうです。

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お国自慢の末澤さんと本殿    近くの立石家の梅の花      宇那提森