本光寺と椿の花(津山市一宮)
2015年12月7日に本光寺を訪問してきました。ここの風景は今にも長継公が出て来そうでロマンを感じる所でとても好きです。その長継公(長継は初代藩主・森忠政公の外孫で、姓は関氏といい、森家の重臣だった。)は津山藩で最も長く藩を統治した人物で、森家の盛衰を見届けた唯一の人物だったのです。(2009年に取材したのに詳しく描いておりますのでどうぞ)
参道。 境内は天然の砦を成していて、両側の外堀(放生池)を通って境内に入る。
門前に鉾立石、土塀にに銃眼もみられた。
市指定天然記念物 銀モクセイ 二株 樹高約十五米 樹齢約三百年
「龍もくせい」といわれ、龍の二つの目にたとえられます。江戸のはじめ中国から渡来された木庵禅師により植えられたと伝えられます。現在は傷んだ木の再生をしている所です。
本堂 薬師堂 客殿
薬師堂の傍らに白の椿の花が咲いています。
また、客殿右にはピ古い椿の木があってピンクの可愛い花を咲かせていました。
裏庭は自然をとり入れた「蓬莱の庭」と呼ばれ造園は衆楽園と同じ長継です。
本光寺の椿の花
本光寺の椿の花
本光寺の椿の花 なぜか今頃咲いている萩お花と
本光寺参道の横に全日空を創った美土路昌一氏の墓がある。「言論自由の語は之を守る為め死を辞せざる者のみ言い得る言葉なり」の碑があり、下方には「この夏は越せそうも無き米寿かな」とある。後者は死の三日前の絶筆である。