Fukuyasu Okuda展(M&Y記念館)
ー奥田福㤗氏の創造する陶芸の世界ー(2016年4月15日撮影)
今回の企画展では、2012年に定年を迎え地元津山に戻って創作活動・ギャリ―活動を続けている奥田福㤗氏の陶芸作品にスポットを当てます。
前期は「明日への思い」と題し、2011年の東日本大震災を契機とし、日々起こる様々な出来事や、日々の生活の中から、奥田氏自身が感じた印象や思いを、具体的な形にした作品を展示いたします。
前期:2016年4月2日~5月3日・後期:2016年5月7日~6月5日(文:M&y記念館)
テーマ:明日への思い(4月2日~5月3日)2011年東日本大震災は、私にとってあまりにも大きく心にのしかかり、しばらく作陶の意欲をなくしていましたが、時を経て「光と影」を制作しました。この作品は、日人生の光と影の部分を泥彩技法で表現したものです。この大震災は言葉では言い表せないくらい悲しい出来事でした。あれから5年、いまだに仮設住宅で生活している人たちも多く、一刻も早く普段の生活に戻れることを祈らずにはいられません。
永い人生の中には、光の当たる時、陰になる時、また照る日・曇る日・雨の日色々なことがあると思います。「明日への思い」は、東日本大震災で被災された肩のみならず、私たちそれぞれが思い描く理想のかたちです。今回の展示は私なりに「明日への思い」を表現しました。
あなたの進路、日本丸の進路、そして今の針路は・・・・・・ 奥田福㤗
光と影 祈り
MEGUMI
眼 望郷 はぐくむ
まよい
光明
つつむ WALK
針路