お彼岸の御霊祭り(みたままつり)
2018年9月22日に野村の保田家を訪問してきました。保田家は神道で、お彼岸には先祖の霊を祭る行事として「御霊祭り」があり、太夫(宮司)さんが祝詞をあげるとお聞きしてその様子をカメラに収めさせていただきました。
「我が家は、春と秋の彼岸に先祖の御霊様をお祀りします。毎年、御霊祭りのために家や庭を綺麗にし、太夫さんをお迎えする準備をします。年に2回、丁度良い気候の折に家をきれいにすることで、精神的にもピリッとして背筋が伸びる気持ちになれます。」と語って下さいました。参加して、とても静かで厳かな先祖まつりだと感じました。
お彼岸の保田家の様子です。 彼岸花は花ざかりでした。
太夫さんをお迎えします。
格式のある神棚です。(房は紫がいいそうです。)
山のもの 畑のもの お神酒 海のもの
菓子箱 玉串のための榊(半紙でぬさを作り榊に結び付ける太夫さん。)
お供えです。
ぬさを取り付けた榊(左右に一対) お祓いの塩水とサカキの枝(葉は3枚)
玉串を受け取ります。 右に一回転して玉串を供えます。
神棚を閉めている所です。 神棚を開けた所です。
女紋 廟 家紋
お床は漆塗りでピカピカでした。
廊下は畳が敷いてあります。
太夫さんをお見送りします。 晴れて静かな気持ちの良い一日でした。