皿川・広戸川に設置してある「ゴム堰」
2019年7月3日皿川の近くを車で移動していて、ふと川を見ると珍しいものを発見して撮影して来ました。なんでも、ゴム堰と言われる種類の堰でめずらしいものです。ゴムのチューブに空気を入れて膨らませて水を堰き止めます。
県民局の方にお聞きすると、平成10年の災害の時に固定堰があったのですが、皿川の流域が被災して堰があふれ大災害になったことで、固定堰をゴム堰に変えたそうです。(改修工事の一環として県が工事)水量が少ない時には、膨らませて水を取る、洪水で水位が上がった時には自動でしぼむ、そうすると水量が多く流れるので水が溢れないすぐれものだそうです。
皿川には5つほどありました。
宝来橋の上に設置してあります。
鷺が遊んでいました。
皿川にかかるゴム堰です。
ゴム堰は、空気または水で袋体を膨脹・起立させ、洪水時には袋体内の空気または水を排出することで収縮・倒伏させます。
皿川にかかるゴム堰です。
森原橋の上に設置してあります。 広戸川に一つ設置してあります。
広戸川に設置してあるゴム堰は、ハイブリッド堰というのだそうです。
ハイブリッド起伏堰は、鋼製扉体と袋体(空気袋)により構成されており、袋体に圧縮空気を送り込むことにより、鋼製扉体を起立させます。