山根稲荷(津山市林田山根)
妙見稲荷は、御崎大明神をお祀りしてあり、林田山根にあります。(2014年6月27日取材)
稲荷は、もともとは農耕の神として信仰されました。人びとは、古くから春に田の神が山から下りてくることを迎え、その年の豊作を祈り、秋、無事収穫を終えるとまた山にお帰りになられ、人々は初穂を捧げて神に感謝した。
また、人々は田の神と一緒に、捧げた初穂(お米)を食べることによって、稲魂を自らの体内に宿し、力を得ることができると考えた。
稲荷さまの鳥居がなぜ赤いか?その訳を宮澤さんから教えていただきました。
朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、古代の宮殿や神社仏閣に多く使用されています。また、鳥居が赤いのは遠くからでも良く目立つように、また、木が腐らないように朱色に塗ってあるそうです。そして稲荷の鳥居はたなこさんが寄付するのだそうです。鳥居が多いのは寄付する人が多くいるとのことでした。
拝殿
本殿
末社神