妙見さま(津山市林田山根)
人の運命の鍵をにぎる星の神様。長寿、息災、招福を祈願する。
わが国では室町時代から、日蓮宗において妙見信仰が盛んに行われるようになった。
光善寺内、通称妙見山の山頂にあったが、現在は山根稲荷の横に遷座されている。祭りは4月の第2日曜日行われている。(2014年6月27日取材)
↑妙見山 林田山根に案内くださったのは宮澤靖彦さんです。
妙見山の道を隔てた所にある丘にある。とても一人では探せないようなところでした。
鳥居をくぐると左が妙見様です。
妙見宮の名が刻まれています。 妙見様
「何があっても動かない神様(一番星の北斗七星)
それを目指して人々が来たから山の上にある。」と教えていただきました。
妙見(みょうけん)菩薩は、インド人が北極星を神格化したものです。息災、長寿の守り神とされたものが、仏教と共にわが国に伝えられ、特に大阪以西では眼病の神様として広く浸透しました。やがて日本海における海運の発達にともなって東北地方にも広められ、古くからの星辰(せいしん)信仰と結びついて定着したとされています。
「妙見さま」の信仰対象は北斗七星。星座の「座」を古語で「くら」と呼んだことから、牛馬の守り神ともされるようになりました。このコーナーのエピソード6「巨大馬伝説」で、鞍を七つも置ける巨大馬の伝説を紹介しましたが、そこには明らかに妙見信仰との結びつきが見られます。(文:ウィキペディアより)