棟方志功・柳井道弘記念館

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 M&Y記念館は、板画家棟方志功と上斎原出身の詩人柳井道弘との津山・美作地方における交流や足跡をメインテーマとしています。
昭和23年、柳井道弘に津山を案内され、当時の美作地方在住の若き芸術家たちや日本原開拓団の人々と交流し、大いなる楽しい時間を過ごし、会った人々に多大な影響を与えた棟方志功は、その後、たびたび津山・美作地方を訪れています。
 今日、津山・美作地方に100点とも200点ともいわれる棟方作品が残っているのは、この2人の縁から端を発するものですが、その事実はほとんど誰にも何も知られていません。
昭和23年から28年にかけて棟方志功が津山、美作地方を頻繁に訪れていた事実は、この地域の人々にとって大きな財産であり、後世に伝えてゆくことが大切です。

M&Y記念館は、その歴史を多くの人々に伝えてゆくことが大きな使命と考えています。
小さな小さな記念館ではありますが、志を高くもってさまざまな活動をしてゆく所存です。(文:棟方志功・柳井道弘記念館)(2016年1月11日撮影)

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棟方志功さん作品「釈迦十大弟子二菩薩」    ※棟方志功と柳井道弘と津山トップはこちら

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展示室風景(油絵、板画、書、倭画などを展示)

棟方志功・柳井道弘記念館の過去の取材記事

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志功を代表する女性作品の板画          「円窓の五妃」

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「仰向妃の柵」                 「歌々板画柵 北海の柵」

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柳井道弘詩集「花鎮頌」(限定100部製作、板画・装丁:棟方志功)

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初期の志功板画(志功作の蔵書票、「ヴェニュス生誕」)