第七回作州維新文庫所蔵展『収蔵作品展』新規収蔵品を主に

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2016年5月28日・29日(午前10時~午後3時)と津山市山下の旅館お多福で、幕末から明治にかけて作州で活躍した文人画家の展示があります。郷土の画家が描いた作品は見ごたえがありますよ。この機会にぜひどうぞ!
旅館「お多福」には、郷土の偉人・先人の遺墨や書簡など、多数の作品を収蔵する「作州維新文庫」があり、貴重な書画を中心として館内に展示保管されていま す。近年、「玉子かけごはん」で有名になった偉人岸田吟香の書や書簡、特に吟香が志士として活躍した青年時代をテーマとしての研究なども「作州維新文庫」 に収蔵されています。その他にも津山藩御抱絵師狩野家の人々の作品など多数が収蔵されています
旅館「お多福」(0868)23-0125 (旅館お多福所蔵、作州維新文庫」より)

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展示風景です。

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江戸時代はキリスト教はご法度。幕末を除く江戸時代を通じて掲げられていたのだろうか、実物がたくさん残され、あちこちの博物館で見ることができる。曰く「バテレンを密告したものには銀500枚、イルマンを密告した物には銀200枚の賞金を出す」この銀500枚とは金430両に相当し(変動相場なのでおおよそ)現在の金額にして3,400万円!とんでもない金額だが、そんなにたくさんバテレンがいたとも思えないので、ほとんど通告だけの意味しかなかったのだろう。聖徳元年(1711)に発布されたもののようです。

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津山藩を代表する歌人、小原千座(おはらちくら)

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平賀元義の借用書                鶴堂が描いた人物像

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飯塚竹斎(いいづかちくさい)

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飯塚竹斎(いいづかちくさい)

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広瀬 臺山(ひろせ たいざん)

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飯塚竹斎(いいづかちくさい)           一部を抜粋してみました。

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松平康倫の書                   一部を抜粋してみました。

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飯塚竹斎(いいづかちくさい)          一部を抜粋してみました。

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飯塚竹斎(いいづかちくさい)           一部を抜粋してみました。

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これで下書きだそうです。

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下書きが精密で驚きました。