千年寺の石燈篭両基
長継山千年寺は、長継が自身の生前墓(寿塔=逆修塔)を建立した寺です。 現存するものは境内地と風致林、それから長継公五輪墓(津山 市の文化財)を中心に石柵、石窓和尚・関森和尚の碑、仏殿(本堂)・寿光堂の礎石、中の段は鐘楼、井戸、禁葷酒の石柱、山門の礎石、刹竿の双柱の1本、三 箇所の石段、千年寺への道しるべ石柱2本、下に井戸1箇所と南側の山即ち玉几岡に生き仏(開山鐡堂和尚)の墓があります。(撮影2017年4.月12日)(2014年の取材)
千年寺の入口と石柱(道しるべ)
最初の階段を上がるとさくらと千年寺の鐘楼が見えてきます。
石燈篭両基 奉敬立 御佛前 美作国守従四位侍従森氏源朝臣長継 寛文八歳戌申十一月の日
(この石燈篭は徳守神社と中山神社にも同時に寄進されたものだそうです。)
寿塔(逆修塔)は市の指定文化財です。
長継院殿静休道岳大居士 現化即法身(この意味は今すぐ全ての人が幸せになれるだそうです。)
現大守森氏四位侍従 寿塔(生きているうちに建てた)
寛文九年巳酉初夏下旬建
旗杆石(旗をさすための石)上の穴に竹、下の穴に木を通していた。
さくらと千年寺の鐘楼
田邑から見た神楽尾城址