黒沢山萬福寺のアカガシ (津山市東田辺地内)
『虚空蔵さん』で良く知られている萬福寺は、和銅7年(714年)に開山された真言宗の古刹である。
この萬福寺は福一万で、伊勢朝熊の智彗一万、陸奥柳井津の力一万と共に日本三所の虚空蔵尊である。
また高峯黒沢山の頂上付近に位置しており、その眺望はまことに絶景である。
なお、縁日は旧暦1月12~13日であったが、平成のころから2月最後の「金土日」の3日間に行われるようになった。参詣者は各地より数万人に及ぶという。
お寺の境内に名木百選に選ばれた『萬福寺のアカガシ』がある。この木は樹林の中で最も大きいアカガシである。推定樹齢400年、目通り周囲4m。(文:『美作一宮 郷土の遺産』より)(2017年3月20日撮影)
黒沢山萬福寺の本堂(前回の2010年の取材)(2010年十三詣りの取材)
名木百選 万福寺のアカガシ 津山市東田辺 推定樹齢400年
黒沢山のアカガシの樹林は県下でも稀で、本樹は、樹林の中で最も大きいアカガシである。(目通り周囲4m)
(目通り周囲4m)
名木百選 万福寺のアカガシの先端
日本三所の虚空蔵尊『虚空蔵さん』で良く知られている萬福寺
本堂
本堂の上にアカガシの樹林があります。
アカガシの樹林
アカガシの樹林
黒沢山の頂上に登ってきました。(2017年3月20日撮影)