人気の「庭木剪定入門セミナー」に参加!
津山市生涯現役促進協議会が55歳以上を対象にした庭木剪定入門セミナーを開催されると聞き参加して来ました。庭木剪定の基礎知識から松の剪定までの連続した3日間で、低中木剪定の基礎知識から、松の選定、剪定後の仕上げや清掃までを、植木屋 内田博士先生から学んできました。今回は社会福祉法人鶯園内の植木の選定で定員を大きく上回る人気のセミナーでした。参加された皆さんは、ご自宅の庭木をなんとかせねばと参加された方が多かったと思いますが、卒業後はシルバー人材センター等のお仕事も紹介しますとのことでした。
鶯園内で説明を受ける。 外の庭で説明を受ける。
講師は造園業を経営されている内田博士さんです。 教わりながら椿の木を選定終了です。
・もみじは5月~6月に少し調整する程度に剪定し、10月~12月に思い切って剪定する。諸説あるが3月は養分を含んでいるので剪定は避ける。小さい枝はできるだけ切らないようにして鋭角に伸ばす。モミジはデリケートな木なので真夏は切らない。虫や病気が多くなる。
・梅は見た目で新しいものは根元から剪定。同じ新芽でも花芽のついた小さい方を残すとよい。
・今の時期はお正月をすっきり迎えるために軽く剪定することが目的です。
・つつじなどは花芽がついているのでそろえる程度に剪定。
・松は上から切る。上に養分があるので上から軽くし、下を切りすぎると養分が少ないので枯れる。
大きくしないなら、何年かに一度大きく切戻すと原型になる。
・先に花のカスや落ち葉は熊手で掃除。(落ち葉を取るだけで随分すっきりします。)
・ハサミは植木が丸いときには下向きに、平たいときには上向きにして剪定するとやりやすい。
・つつじは今の時期はそろえる程度に剪定するといいそうです。
・五葉松は大きくしないで元に戻す(芽があるところまで戻す。)
・5月頃なら途中でも芽が吹くが、秋には芽が吹かないで枯れてしまうことがある。
・上から下へ濃くする。
毎年やるとコツがよく解ってくるそうです。
三か所目は高い木の剪定の勉強です。何処で切戻すかを教えていただきました。
どうでしょう。とてもすっきりしました。
伸び放題だった垣根もさっぱりと奇麗になりました。(2018年10月30日~11月1日撮影)