聖徳寺 和霊まつり (小田中新屋敷)

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 毎年7月30日午後7時頃より堂内で大般若転読法要、境内にて紫灯大護摩の祈願法要が行われる和霊大明神は厄除けの神として、また願い事は必ずかなえてくれると言う津山地方で名高い神様で、祭神は伊予の宇和島藩の家老で仙台藩主伊達正宗の子秀宗に仕えた人で、山家清兵衛公頼公(やんべせいべいきみよりこう)である。

 公は藩主を助け、藩政に手腕をふるい名声をあげたが、これを怨みに思う者の謀略にあい殺された。公は死ぬ間際に「われに救いを求める者には、われ必ずそ の願いを聞かん」と言い残して息を引き取ったという。その後、宇和島藩主が山頼和霊神社として公を祭神としてお祭りするにいたった。聖徳寺は、この公頼公 を祭神とする和霊神社の分神を鎮守として祭っている。(文:つやま城西まるごとまち自慢) (2012年の取材:和霊まつりの様子)(2015.5.9取材)

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境内  

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和霊大明神

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境内

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和霊大明神 (2012年の取材:和霊まつりの様子