津山和蘭珈琲(オランダ式水出しコーヒー)

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 江戸時代の町家を復元した無料休憩所「作州城東屋敷」で「津山和蘭珈琲」の試飲が出来ると聞いて早速行ってきました。なんでも、オランダで飲まれる珈琲を津山で紹介し、「津山和蘭商店会」を応援する企画として「津山和蘭(ダッチ)珈琲」の紹介と試飲を行っているとのことでした。
 「津山和蘭珈琲」はオランダ式水出しコーヒーで、一般的にはダッチコーヒーと呼ばれるもので、全国を探してもなかなか手に入らないダッチコーヒー専用豆を津山のコーヒーメーカーが商品化したものです。私も試飲させていただきましたが、最初は濃い味かと思っていましたが、意外とすっきりしていて、香ばしくて美味しかったです。

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作州城東屋敷とは、岡山県津山市城東地区に整備された、江戸時代の町家を再現した建物です。

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江戸時代の雰囲気が味わえます。

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津山の蘭学者『宇田川榕菴』が「珈琲」と言う字を作ったので津山は珈琲と深い縁があります。


※「津山和蘭珈琲」の他、津山には「津山榕菴珈琲」があります。
 榕菴がスケッチとして残したコーヒーカン(コーヒーの煮出し器・オランダ語でコーヒーポットの意)をもとに復元された「津山榕菴珈琲」は、当時オランダを通じて日本に持ち込まれたコーヒー豆と同種のものをブレンドしたこだわりの味わいです。城西浪漫館、和蘭堂、津山観光セン ターでも取り扱っています。


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津山和蘭珈琲はダッチコーヒーです。

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津山和蘭珈琲(オランダ式水出しコーヒー)用のサーバーです。

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随分大きく天井まで届きそうなサーバーで、数時間かけてコーヒーを抽出します。

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津山和蘭珈琲がお手軽な値段で売られています。

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中之町は、新町(東新町と西新町)と林田まち(橋本町、林田町、勝間田町)の中間にあることに由来するという。
 宮川以東に形成されていった林田町から東には、街道沿いに足軽屋敷が続ていた。そして、そのさらに東にも、新しい町人の町並みが形成されていった。
 生保四年(1647)、森藩はこの足軽屋敷を廃止したらしく、中之町分の屋敷地を払下げ、新しく町人町が形成された。(案内板より)

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昔町の雰囲気がいいですね。

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地域おこし協力隊として城東地区に関わっている土山さんが、牛乳パックで灯籠をもくもくと作っておられました。
この牛乳パック灯籠は、今年の秋に7町内で行う牛乳パック灯籠で小路を彩るイベントで使用されるようです。城東の小路で一斉に灯ると奇麗でしょうね。

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まず、牛乳パックを切っていきます。

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次に、牛乳パックの表面を剥いでいくと白い奇麗な表面になりました。

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絵を描いたり、色紙を張ったりしたら見違えるようになりました。

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倉敷から来られたお客様から津山和蘭珈琲の感想を聞くと「とても美味しい!」との返事が返ってきました。(2020年9月4日撮影)

「津山和蘭珈琲」つやまダッチコーヒー
中之町の城東屋敷で毎週木曜から土曜の午前10時~12時と午後2時~4時の時間帯で無料試飲会を開催しております。9月19日土曜日まで開催しております。是非この機会に津山生まれのダッチコーヒーをお試し下さい。試飲は無料で実施していますが、当日準備分がなくなり次第終了します。ご了承お願い致します。ご来場をお待ちしております。