ラモスカップが2013年10月5日(土)・6日(日)ありました。
「このラモスカップを無駄にしたくない。子どもたちの将来に役立ててくれればいい!その為にやっている。」と語って下さったラモスさん。
「子ども達はもっともっとサッカーを好きになって、みがいていかないといけない。
うまくなりたければ、練習をする。誰よりもうまくなりたいと思う気持ちを持ち努力すること。
最後まで諦めない!気持ちが大切。
日本人は精神面が特に弱い。これからの監督が子ども達に、もっともっと情熱を持って、子ども達がうまくなる為に必要なマナーについても厳しく教えていかなければいけない。」と熱く語るラモスさん。
陸上競技場はうっすらと紅葉が始まっています。
ラモスカップの旗 グランド 出店
スケート場で練習に励むチームも
組み合わせ表 ラモスさんのプレーをビデオで見いる
幼稚園児が描いた、ラモスさんの似顔絵展示が2階でありました。
「日本人の指導者は、うまい子に対して甘い、うまい子には逆に責任を持たせなくてはいけない。厳しい試合で、いざという時に集中力が切れたり、視野が狭くなる。それは甘えが大きな原因だ。褒めることはいいが、甘えさせてはいけない。」
厳しい目で選手のプレーを見守るラモスさん
マナーを身に着けさそう。
「小学生の頃から、厳しく育てなければいけない。ムチとあめ。監督の言うことは聞くが、親の言うことは聞かないと言われるが、あほか?と思う。家の手伝いをやらせない親が悪い。
家でしっかりお手伝いが出来ている子は、自分のことをやって、余裕を持って仲間のためにもやる。それがプレーに出る。精神面が試合を大きく左右する。
監督の言っていることが正しいと思うなら、家の中でも同じように厳しくしないといけない。
家の中でしっかりとしつけないと家を出たら子ども達は何をしていいのか解らなくなる。」
玄関前 美作高校サッカー部のみなさん
ラモスが大好きでボランティアに申し出てくれたそうです。「一緒にプレーしてみたい!」
屈託のない笑顔とサポーターのみなさん
表彰状の授与式
「ラモスさんの指導やプレーを見て、コーチの方にも勉強になり、レベルアップもして、参加者が増えてきています。」と島田英行さんに教えていただきました。
表彰状の授与式
「今日プレーした中で、うまい子が沢山いる。それこそ日本を代表する選手になる可能性を秘めた子ども達です。だからこそ、マナーが大切!です。」と語るラモスさん。
表彰状の授与式。沢山の賞をもらってよかったね!
「6年間も続けているし、毎年必ずラモスさんが来る大会は他にはないんじゃないかな?ラモスさんの希望は、10年はつづけたいし、子どもたちに天然芝でプレーをさせてあげたい!」と語る島田英行さん。
ラモスさんの挨拶 ラモスさんのサイン
「親孝行してほしい。お母さんの手伝いをすること!親の言うことを聞くこと!かたずけをする!そうして、自分をみがいてほしい。
小3の子に親孝行って何?と聞かれてびっくりした! そりゃないだろう~!! 可愛さあまって、何も知らないのがこわい。
何で自分で食べたお皿をかたずけられないの?
日本の親は甘すぎる。おじいちゃん、おばあちゃんも甘すぎる。
お母さんの手伝いをすること!親の言うことを聞くこと!かたずけをすること!」
ラモス家の教育方針をお聞きしました。
「奥さんのお父さんお母さんは〝あなた達の育て方があるだろうから〟と教育方針に口出ししなかったのが良かった。おじいちゃん、おばあちゃんは厳しく育ててくれたし、僕達をサポートしてくれたことに本当に感謝している。子ども達は親孝行だし、おじいちゃん、おばあちゃん孝行だし、家事もやってくれている。一度だけ小4の時に叱ったことがあるが、それ一回きり」だそうだ。2013年10月6日(日)(取材協力:ドリーム会)