『桜井敏生(彫刻)桜井由子(絵画)二人展』

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津山郷土博物館や山田養蜂場等にも作品がある鏡野町生まれの彫刻家・桜井敏生さん (72歳)と、津山生まれでパリ在住の画家・桜井由子さん(42歳)の初の親子展(9月14日(土)~10月27日(日))が、10月27日終了。「桜井敏生(彫刻)、桜井由子(絵画)二人展」2013年10月27日取材)

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桜井敏生さんは、女性というか、それ以上に大地という共通性を込めている。
年老いているのに、いまだ母乳が出て子供を宿すくらいの生命力を感じた。それを表した泥臭い作品である。わらとか土の匂い(香り)が出せたらいいと思っている。

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女性の像は女というより母胎を通じた人間を表している。
顔のモデルはごく普通の娘だったり、家族、友人などです。

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普通の人を普通の作品として親しみを持ってもらえるといい。

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自分は絵から始めた、こだわらず両方やってみようと始めた。自然な形でやりたいと思ったけれど、自然でやると甘くなる傾向があり、もう少し堅くなきゃと思いながらやっている。

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娘について:ぶきっちょだけど自分で、なんとか歩きながら五感を大切にして物をみている。料理を勉強したのに、絵を描くというのは、絵描きに失礼な感じがする。
手探りで苦労しているのだろうが、苦労を顔に出さないで、コツコツやってきたと思う。これからも自分の足で体験しながら表現していってくれたらいい。
自分の足で体験し会得したものでないかぎり本物ではない。結果はわからないが努力しているところがいい。と愛娘の成長を喜んでおられました。

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津山市出身の奥様も作品の前に居た猫ちゃんを撮影中!   ↑長女の武蔵千重子さん