城東昔屋敷(梶村邸)東新町
ここは、城東むかし町家(梶村家)は江戸時代苗字帯刀を許された津山藩の「札元」両替商といった豪商の家柄で、のち皇族の方もお泊りになった大変格式のある家です。
今から310年前の元禄時代(江戸時代)に建てられた町家です。この梶村家は、茂藤籐右衛門(しげとうとうえもん)が、1767年(明治4年)に津山藩から「札元」(今の銀行)を命じられ「藩札」の発行をしていました。
その前までは、吉井川を行き来していた「高瀬舟」のいろいろな品物を取り扱っていたらしいとのことです。(2014.3.6取材) 前回の取材はこちらからご覧ください。
玄関を入るとすぐの土間 板戸
消防ポンプ
蔵と座敷の間
中庭から奥座敷を見る。
1階座敷にはお雛様が飾られていました。
1階座敷へ続く廊下
1階座敷の欄間
1階座敷。
1階座敷。
1階座敷。
1階座敷。
1階座敷。天井には屋久杉が使用されているそうです。
1階座敷。 板戸の細工が素晴らしい。
この茶室は「千草の舎」(ちぐさのや)と言われています。
「千草の舎」の入口 「千草の舎」中
明治時代に、梶村平五郎という人は県会議員でしたが、短歌が大変得意で、この茶室で短歌の勉強をしていたそうです。明治42年には「歌会始」に入選しています。
庭には泉水もあり、春夏秋冬を通して趣があります。
蔵が2つあり、東蔵は大正時代・西蔵は昭和時代です。
北側の2階建ては、洋館も含め、大正時代に建てられました。
このガラスは手作りなので歪んで見えます。 趣のあるお部屋です。
ここが皇族の方も泊まられた部屋(2階) 2階にあがる箪笥階段