大佐々神社(大篠)

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大佐々神社の由来
 大佐々神社は、大層由来深い神社であり、伝説に拠れば元奥谷の古宮谷山に「月読命」を祀る神社として鎮座し、本殿は享保拾年(1725年)六月、拝殿は同拾参年(1728年)八月に建設されたことが古記録書類にも残されており、壱千年以上にわたる歴史を持った名社なり。以後、天保拾五年(1844年)五月、東北条郡大篠村東分に大築大明神と御役所届をし、嘉永七年(1854)現在地に遷座された。

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明治四年(1871年)神輿蔵を建設、明治九年(1876年)大佐々神社と改名し、明治四十四年には村内の無格社十社を合祀し、大己貴命、伊弉諾尊、応神天皇等を祀り現在に至る。大篠の郷は古くから人文史上の宝庫であり、これ我々氏子の誉とし益々敬神の心を厚くし、又其の気持ちを永く子孫に伝えなければならない。
昭和二十八年(1953年)本殿屋根を桧皮葺替え今日に至りしが、永年の風雨に従り本殿屋根、末社二棟も甚だしく荒廃し、これ以上の修復遅延は余りにも虞れおおく、本殿屋根、末社、玉垣を銅版葺 社務所屋根・拝殿は風雪雨防護策を施し、併せて日清日露両戦役及び大東亜戦争において戦没された氏子の御霊を祀るべく「英霊社」の新設を計画。大篠町内会会員及び氏子をはじめ町内外の多くの賛意と御協力を得、是が工事の早期実現今日此処に完成を見るに至る。
謹みてここに刻する 平成五年(1993年)四月吉日 大佐々神社改修事業推進委員会
(文:神社境内の大佐々神社改修事業完成記念碑より)

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境内                      拝殿

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末社神

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本殿

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境内

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境内

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2017年1月30日撮影

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2017年1月30日撮影

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2017年1月30日撮影